高度異形成で手術したときの記録⑥~入院2日目(手術日)~
朝から(正確には前日の21時から)絶飲食。
手術の予定時刻は10:30くらいとのこと。
朝6時に起こされると同時に排便調整。
その後はしばらく何もすることもないので本を読んだりして過ごす。
手術の時間の少し前に点滴を入れる。(以外にもこれが今回の入院の中で一番痛かった)
会社を休んで来てくれたパートナーと談話室で話す。(病室は患者以外入室不可)
時間になったら呼ばれるので手術室までは歩いて移動。
オペ看の仕事のテキパキに圧倒される。
まるでドラマの中のような手術室。
美人の麻酔科医。
可愛い婦人科医。
若い研修医。
そしてされるがままの私・・・
びびりまくりながら丸めた背中に注射をされて
保冷剤のようなもので足の感覚を確認される。
足のマッサージ機を装着される時、触られているのはわかるが、
足が膨らんでいる感じがして直接触られている感覚ではない。
もちろん実際に膨らんでいるわけは無いのだが。
さらに静脈麻酔でうとうとするところまでは覚えている。
気が付いたら終わっていて、約1時間くらいだったと思う。
病室まではストレッチャーで運ばれたけど、眠くて眠くてしかたがなかった。
意識朦朧とはこの事か。。。
病室に戻るときパートナーをちらっと見たような、見ていないような。
主治医と話しているのが聞こえたような夢だったかもしれないような。。。
どちらにしても流行り病の影響で面会は出来ない。さみしい。
しばらくして目が覚める。
足は痺れていてあまり動かせない。
正座をずっとしていた時みたいな痺れ方だけどピリピリした感じは無かったと思う。
起き上がることは不可らしい。
足にマッサージ機が付いている。指に酸素量を測る測定器がついている。
尿の管と心電図の吸盤みたいなのも付いている。
絶食中なのでもちろん点滴も付いている。(しかも利き手に!!)
数時間おきに看護師さんが出血の状態を確認してくれる。出血はほぼない。
痛みもほぼなく、熱もない。足の痺れも夕方には取れた。
ちゃんと安静にしておくので外してくれないだろうか。と何度も思った。
一番つらいのはいろいろ繋がれていて身動きがとれない状態だった。
身動き出来ないのがこんなにつらいとは!!
日頃から多動気味の方は要注意。
それでもあっけなく終わってくれて、とてもありがたい。
晩御飯も無いのでただ時間が過ぎるのを待つ。
昼間寝すぎたせいか夜あまり眠くなく困った。
つづく